ようこそ東北大学オープンキャンパスへ。オープンキャンパスへ訪れた方の中には仙台へ初めて来た、という方も少なくないのではないか。せっかく仙台へ訪れたのだから、東北大見学だけではもったいない。そんなわけで、少しではあるが仙台のおすすめスポットを紹介しよう。
まずは青葉城址。仙台といえば、伊達政宗が有名だろう。青葉城はその伊達政宗公が約400年前に現在の青葉山に築いた城である。現在では石垣を残し焼失。この青葉城址には仙台のシンボルである伊達政宗公騎馬像や青葉城資料展示館などがあり、青葉城址からは仙台市内が一望できる。日中でも展望がよくきれいだが、夜景は一段と美しい。仙台駅からはバスで30分。東北大学からはバスでも、徒歩でも行くことができる。ぜひ一度訪れてみてほしい。
青葉城址のもうひとつの名物は奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」。「伊達武将隊」とは、伊達政宗公や支倉常長、片倉小十郎景綱など11名から成る仙台観光PR部隊である。戦国の世から400年の時空を超え現代に蘇った、らしい。毎日青葉城に武将隊のメンバーがおり、観光客をもてなしてくれる。出陣メンバーは日によって異なるので、気になる方は公式サイトでチェックしてほしい。
仙台駅から続く大通り、青葉通りダイエー横の阿部蒲鉾店本店では「ひょうたん揚げ」なる食べ物が売られている。これは、蒸し蒲鉾にドーナツ生地をまとわせて揚げたもの。上にはケチャップがかかっており、普通のものと辛口のもの、二種類から選ぶことができる。当たり付きで当たればもう一本、というくじ引き的要素も楽しめる。販売は10時から17時までだが、その前に完売することもあるほどの人気だ。1本170円。ぜひご賞味あれ。
次は壱弐参(いろは)横丁。青葉通りに面するアーケード街「サンモール一番町」のなかにある通りだ。通りの入り口からは一見、それほどの奥行きはなさそうにも見える。しかし中に入ると、そこには100店舗を超える雑貨店や飲食店などが立ち並ぶ。昭和のレトロな雰囲気漂うノスタルジックな街並みは、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に襲われる。一見の価値ありだ。
他にも仙台名物といえば、牛タン、ずんだもち、萩の月など……。ここで紹介したのは仙台の魅力のほんの一部。時間があれば街を散策してみてほしい。この機会にこの街を気に入ってもらえたら幸いだ。
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